MENU

境界性人格障害の症状 二極化思考、衝動的行為、自傷行為など

激しい感情

 

猛烈な感情怒りなどの著しい情緒に支配される

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

境界性人格障害の症状の1つは怒りなどの荒々しい感情の噴出です。普通の人からしたら大したこと ではないと感じられることにも、突如として怒りを爆発させて、痛烈に責めたり、暴言をはいたりします。

 

物を投げつけたり殴り付けるなどの酷い行為になるケースもあります。このような感 情の勢いに驚愕し恐怖感や動揺をさせられます。

 

当人の怒りを沈めようとしても得心させるのは簡単な ことではありません。それが原因となって家族や勤め先の人 間関係がうまくいかなるケースもたびたびあります。

 

 

二極思考

 

発想や行為が著しくなりやすい

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

ある日はとても明るくて好印象な人だったのにある時 からは、別人のように傍若無人な振るまいをする境界性パーソ ナリティー障害の人は、このように1人の人とは思えな いような二面性をのぞかせるケースがあります。

 

この過激な異変に他の人が混乱させられます。また ある人たちにおいて好意的な面を見せ、また別の人たちに対 してはむちゃくちゃなそぶりをするというように、相手によ って振る舞いを置き替えることもあります。

 

自分自身についても、あるときは自信がみなぎり評定が 高いのですが、なんらかの要因でそれは一転し自分は生まれ てきて生きている値打ちもないと悪い評定に変わります。こうした極端さの要因は二極に揺れ動くロジックにあります。

 

普通は人は成長して大勢の人と出くわし経験を得ることに 基づいて、ものの考え方が拡大していき、ある事柄には良い面もあれ ばそうではない面もある、というように多角的に出来事を受け止めること ができるようになっていくのです。

 

しかしいつも白か黒かの極端な思考の境界性パーソ ナリティー障害の人は、こういう類の考え方が不得意です。その ため、何事においても、敵か味方かの二極的に考え、人と人の繋がりにト ラブルを引き起こしたりします。他人に意見を言われた だけで自分が完全に否認されたかのように思ってし まうのも、こういった二極型のロジックの1つです。

 

衝動的行為

 

思い入れや感情を抑えきれずに衝動的に行動する

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

境界性人格ー障害は、情緒のコントロールが 思い通りにならないばかりでなく、行動の制御もうまく することが難しい病気です。怒りが炸裂すると身分や状況を考えず、暴力や罵声等のショッキングな行動に走ることがあります。

 

さらに衝動買いに走る人、気分に任せて自動車などで無茶苦茶な運転をする人、突発的に異性と交際を行う人もいます。突発的に薬を数えきれないほど服用したり、リストカットなどの自傷行 為を行う人もいます。これらに関しては自らの命も危険にさらす 行為であり周りの方にも大きなダメージを与えることがあり ます。

 

対人関係の障害

 

人に密着したり距離を置いたりを何回もする

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

境界性人格障害の人は、人と程よい心理 的距離をキープして付き合うことが困難です。人に対して 強い固着観念があり、自分とそっくりだ、自分のあるべき姿だと思 い込んで関係を持つことを著しく求めますが、そうじゃないと思い込むと裏切られたと想定して、今度はとことん相手をバッシングします。

 

こういった対人関係の不規則さの背景に潜んでいるのは、見限られる ことへの恐怖心が垣間見えることがあります。例えるなら相手に 見放されて孤立するのが気がかりで、それに耐え られないので、相手方にしがみついたり、それとは逆に怒りをぶつけてし まうのです。そして見捨てられることへの恐れのバックグランドには、 自らに対しての誇りのなさが見られることがありま す。

 

人は子供の頃は母親と一体感を持っていますが、大きくなるに伴って徐々に親離れし、反抗期と言われる時期 を乗り越えて、自分なりの価値観を携えて人と付き合うように なります。境界性人格ー障害の人の中にはこ のプロセスが結果を残していない人がいると考えられます。決められた人を自分の味方にする為に、トラブルが生じるこ ともあります。逆に安易に人に巻き込まれることもたびたびあります。

 

 

空虚感

 

虚無感や無力感に悩ませられる

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

境界性人格障害がある人の中には、生きて いても虚しいという虚無感や、自分は小さな存在だとい う意識を常日頃から感じている人がいます。特に怒りなど の激しい心情が通り過ぎた後や、対人関係がつぶれて しまった後に激しい虚無感に襲われます。また自分が存在していないといった感情が苦痛で、 耐えられないために猛烈な情緒や、怒りを噴出させたり 、抑鬱感に沈み込んだりすることがあります。

 

明確な自身がないという感情は、対人関係の支障にも つながりがあります。長い間続く空虚感を補てんする ために相手と密着することをむやみに欲して、それが叶えら れないとなると反作用で激しい怒りや征服感が生じます。 そのため対人関係が確定しないものになりがちです。

 

自己同一性障害

 

自分が誰なのかが自覚できない

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

自己同一性とは独自の感覚として他人や社会から見 ても、不変性のある確立された自己の資質のこと。アイデン ティティーと同様の意味です。人は自身はどこに住む誰々 で、このような家庭や場所で育ち、こういう類の仕事をしている、な ど一貫している自己像をもっています。若い頃はそれが識別できないものですが、ほとんどの人は 世間に出て、歳を重ねる毎にその中身が確かなも のになっていきます。

 

境界性人格ー障害の人 は、こういった自己の特性を考察して、自己同一性を固めて いくプロセスがうまくいっていません。この病気は自己同一 性の障害がベースにあると考える状況もあります。個人の位置が定まらないと、いつも悩んでいる気分になりま す。不安定でトラブルが普通で激しい精神に揺さぶられる ことがよくあり、精神的な苦痛になることもあり得ます。

 

自傷行為

 

リストカットなどの自傷行為を行う

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

自傷行為とは医学的には意図的に自分を害する行為 です。これは間違いなく自殺を意図としてなされる行為や、本 人に自分を傷つける意図があるかどうかが明確ではない が結果的に自分に害を及ぼしてしまうような行為とは選別さ れます。自傷行為におよぶ原因はたくさんありますが、その多くは対 人関係から発生するストレスや苦悩です。

 

自傷行為を行う 感情には罪悪感、怒り、屈辱感、孤独感、絶望感、欲求 不満などの強い苦痛が出る感情があり、虚しさやいらだち も見付け出すことができます。また自傷行為を行う人はネガティヴな抑鬱感にも占拠さ れており、ある調査では自傷行為を行った人のうちおよ そ70パーセントの人が自分の問題点を解決困難と認知 していました。自傷行為を行う人は死にたいからするのではなく、生き ていることや苦痛から少しでも逃れたいから行っている のです。

 

自傷行為はそれとは逆に、生存し続けるための行為であ るということもできます。しかし自傷行為を何度も何度も行う と、本格的な自殺に進展するリスクが高まるということ がわかっています。自傷行為が 慢性化するのを防ぎ自殺への進展をストップさせることが大事 です。

 

薬物乱用

 

薬物やアルコールの乱用、依存をする人も

 

ボーダー,境界性パーソナリティー障害,感情,二極,衝動,対人,空虚,自傷,薬物

境界性人格ー障害の人には、アルコールや 薬物の乱用、依存を持つ人がいます。心理的な苦痛から逃れ るために、アルコールや薬物を使用するわけですが、苦痛か ら解き放たれたように感じることができるのは、ほんの一時的な効果に過ぎません。むしろアルコールや薬物の乱用や 依存は、境界性人格障害からの立て直しを妨 げてしまいます。

 

こうした薬物やアルコールの乱用依存は、身の回りの人も巻き込む大きな問 題を引き起こしかねません。飲酒の後で、衝動的に自 傷行為を行なって、危険な状態になるようなケースもあります。薬 物を大量に飲んだ場合は、ためらわずに医療機関で手当て を受けなくてはなりません。生命に危険が至るおそれがあります。

 

 

 

 


テレビ、雑誌に引っ張りだこの精神科医が監修したうつ改善プログラム

 

 







人気ブログランキングへ

関連ページ

境界性パーソナリティー障害とは
いつの間にか人間関係をグチャグチャにしてしまう、仲良しかと思えば急に敵になる、など極めて不安定な人間関係をする人は境界性パーソナリティ障害かもしれません。
境界性パーソナリティー障害と脳の関係と遺伝について
境界性パーソナリティー障害は脳の働きに影響をされることも多いです。しかし境界性パーソナリティ障害は遺伝はしないといわれています。ただし、境界性パーソナリティ障害の親に育てられた子供は、似たような行動をとってしまうこともあるようです。
境界性パーソナリティー障害の合併症
境界性パーソナリティー障害の合併症で一番多いのがうつ病です。約90%の人がうつ病を発症するようです。摂食障害や暴飲暴食なども発症することもあります。
境界性パーソナリティー障害の発症の要因と原因
境界性パーソナリティ障害はなぜ発症するのでしょうか。様々な説があって未だに特定されていないようです。育ってきた環境によるところが大きいとか生まれつき情緒が不安定だからなどの説があるようです。
境界性パーソナリティー障害の人は親に対して強いこだわりを持っている
境界性パーソナリティー障害の人に共通している特徴に、親に対して強いこだわりを持っていることが上げられます。