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境界性人格障害の精神分析的精神療法

精神分析的精神療法

 

精神分析的精神療法方法,何処で,誰に

精神分析とは、19世紀末にオーストリアの精神病理学者、ジークムントフロイトが創始した理論で心の中には意識されたエリアと、意識されない無意識のエリアが存在するという仮説に基づいて、いろいろな心の症状や不適応を把握しようとするものです。フロイトの理論では、人が生まれてから成育していくプロセスにおいて、何らかの原因で無意識のエリアに抑圧されてしまった欲求や念願が、心の病や不適応を引き起こしていると想定します。

 

 

そこで治療者は相談者に好きなように語らせ、そのコメントを解釈しながらクライアント自身が自分の持つウイークポイントに気づくように誘導します。精神分析は20世紀の後半までは、精神療法のメインになる考え方でしたが、認知療法や行動療法などの効果が裏付けされた精神療法が進化したこの頃では、数多く存在する精神療法のうちの1つになっています。

 

現在はフロイトの方法に改良を加えた精神分析的精神療法が知る傾向にあります。情緒やアクション、対人関係、自己同一性にウイークポイントを持っている境界性人格ー障害の人にとって、自身の心の内について深く知る事は治療へのきっかけとなると言えます。

 

実際はどうしたかったのか、またいかようなことに怒りや絶望を味わったのか。それらを察知して個々を中立の立場で見る目線を有することが、これから先の自分のライフスタイルを考えていくうえで役に立ちます。

 

 

精神科の医師と精神分析医は異なっているのですか

 

アメリカやヨーロッパでは精神分析としている違いがあります。精神分析としての認められるにはグローバルな規準があり、非常に長い時間の研修とトレーニングが不可欠です。日本には精神分析と言う業種はありませんが、医者や心理士を対象に関連団体がおのおのの訓練コースを設定して認定しています。またこれらの団体の認定資格を持っていなくても、精神分析的精神療法にすぐれた医者や心理士はいます。

 

 

会話をするだけで治療になるのですか

 

精神疾患の中には定められた薬物により、症状が大きく良くなるものがありますが、薬物療法だけでは根源的な進展が期待できないものもあります。境界性人格ー障害はその一つと考えてもいいでしょう。認識や情緒などの心の働きは、成長過程で発生する幾つもの出来事に影響を受けながら発達します。その最中に元来の自分の情緒や要望を押さえ込み、バランスの悪い強い固定観念が生まれていることがあります。すべての精神病に言えることですが、これに関する心のあり方に感づくには、言葉による働きかけが効果を発揮します。

 

 


テレビ、雑誌に引っ張りだこの精神科医が監修したうつ改善プログラム







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