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境界性人格障害の弁証法的行動療法の治療プログラムの方法と回数など

弁証法的行動療法の治療プログラム

 

DBTでは通常週一回の個人面接と週2回の集団技能訓練をおよそ1年間かけて行います。

 

個人精神療法(週一回)
1.1回1時間の個人面接を行います。患者さんはその週に起きたことや自分の感情、服薬状況等日記に書いて持参し治療者と話し合って、治療の優先順位を決め今自分は何に取り組むべきかを考えます。

 

スキルトレーニング(週2回)
2、生活を改善するのに必要なスキルを学ぶ、集団での技能訓練です。通常1回につき1から1.5時間、3〜12人の患者さんに対して2人の治療者がついて指導します。グループで行いますがメンバー同士話し合うことが中心ではありません。問題解決のために学ぶべき4つのスキルを実習で訓練します。

 

 

電話カウンセリング(随時)
3、患者さんに助けが必要なときに、治療者と電話やメールなどの方法で連絡を取ることができます。自殺企図や自傷行為等の危険を減らすとともに学んだスキルを日常生活に応用することを助けます。個人精神療法を患者さんの日常生活にまで延長したものと考えてよいでしょう。

 

チームコンサルテーション(週一回)
4、DBTの基本的な考え方は患者を受け持つ治療者のチームが、患者全員の治療のために助け合うと言うものです。治療者のチームは週一回ミーティングを行い、治療上の問題を話し合います。また治療するそれぞれのスタッフにも大きなストレスがかかるので、スタッフが治療への意欲を低下させずに取り組めるようにお互いを支えあいます。







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