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境界性パーソナリティ障害の入院治療

境界性パーソナリティ障害の入院治療

 

境界性パーソナリティ障害の入院治療

境界性パーソナリティ障害の人は、危機的な状況になってから入院することも多くあります。

 

激しい自傷行為や自殺未遂を、家族や周囲の人が見つけて救急入院することもありますし、強い衝動性のために不穏な行動や行為がやめられず、周りの人がこれは放置出来ないと判断して、入院させる場合もあります。

 

人によってはこの入院が元で始めて医療機関を訪れたという人もいます。

 

いずれにせよ境界性パーソナリティ障害の入院治療は、まず安全で安心な環境で安静状態にもどすことから始まります。

 

 

病院内の施設や環境、スタッフの体制などはその病院によってまちまちですが、基本的には担当医を中心にしたチーム医療が行われます。

 

以前の精神科病院は「怖い」「閉じ込められる」といったイメージでしたが、最近の精神医療は入院治療中心から早期退院し在宅医療に移行するべきといった考え方にかわりつつあります。

 

また、最近では開放病棟を備えた病院も増えています。

 

(開放病棟とは、病棟の出入口が1日8時間以上開放されていて、入院中の患者と面会者が自由に出入りできる病棟のこと。)

 

 

境界性パーソナリティ障害の入院治療のメリット

 

境界性パーソナリティ障害の入院治療に関してはいくつかのメリットがあります。

 

一番のポイントは周りの人間関係や生活環境から離れ、自分自身をゆっくりと客観的に見つめなおす時間が作れることです。

 

なぜ自分はこうなってしまったのか、今後どうしていけばいいのかなどを考えるためにも、入院治療はそんな時間と環境を提供してくれるのです。

 

 

境界性パーソナリティ障害の入院生活のメリット

1,休息がとれる

境界性パーソナリティ障害の人が、入院する機会になった出来事は、それまでの長い精神的苦痛の結果でもあったと思います。悩みや対人関係のストレスで限界にまできた、つらく疲れ果てた自分の心と体をゆっくりと休ませてあげましょう。

2,治療スタッフとの適切な人間関係を作る

病院にいる治療スタッフは、すべての人があなたの回復を願い、また回復を援助してくれる人たちです。それぞれのスタッフの専門性や役割を理解し、専門家ならでわのアドバイスを素直に受け入れ、互いに協力しながら境界性パーソナリティ障害の治療に取り組んでいきましょう。

3,自分自身を見直す

精神治療をうけ、治療スタッフのサポートを受けながら、なぜ自分はこんな行動をするようになってしまったのか、その時の環境や状況はどうだったのか、その時に自分はどんな気持でどんな精神状態だったのかを思い出し、整理します。この際はノートなどに書きだすのがいいでしょう。

4,今後の生き方を考える

これから先、自分がまた同じ状態に陥り、同じような問題を起こさないようにするためにはどうしたらいいのか、担当医や治療スタッフと相談しながら最適の解決方法を検討します。退院後もさらに医療による援助やサポートが必要な場合は、外来治療を受けるかどうかを考えます。

 

 

 

 

 

 







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