MENU

境界性パーソナリティ障害の人に対して家族や周囲の支え方

境界性パーソナリティ障害の人に対して家族や周囲の支え方

境界性パーソナリティ障害の人に対して家族や周囲の支え方

境界性パーソナリティ障害の人の周囲に、本人を見捨てずいつも気にしてくれ、支えてくれる人が存在することは、本人が境界性パーソナリティ障害の治療に取り組む意欲を継続させるおおきな力になります。

 

境界性パーソナリティ障害の治療は専門家でなければ行えませんが、家族や周囲の人は治療に取り組んでいる本人をサポートし励ますことが出来ます。

 

 

しかし、家族や周囲の人が本人の境界性パーソナリティ障害というものを受け入れられない時や、この病気が恥ずかしい物、他人には知られないようにするようにと感じ、考えている場合は家族や周囲の人の、治療に関する協力体制を作ることが困難になることがあり、結果病気の完治が遅れたり、問題の解決を遅らせてしまうこともあります。

 

家族や周りの人は本人の衝動的な行動に嫌悪感を持ち、否定的、拒絶的な態度や反応をとる場合もあるでしょう。

 

また、これとは反対に心配するあまり過保護に接することもあるでしょう。

 

しかしこういった極端な対応は、じつは境界性パーソナリティ障害である本人にとって良くない接し方なのです。

 

拒絶的な対応をとると本人は自分の価値観が見いだせず、自分は無価値な人間であるという考え方を強めてしまいます。

 

またこういった対応は周囲への不満や怒りといった感情を蓄積させていく可能性もあります。

 

反対に過保護な接し方をして、親身になりすぎるとその人に対して依存を求め執拗にしがみついたり、この関係を壊すのが嫌でつなぎとめるために問題行動を起こしたりする場合もあります。

 

ですから境界性パーソナリティ障害の周囲の人は、それぞれにあったサポートの仕方や支え方を考え持つことが大切です。

 

 

境界性パーソナリティ障害の場合の心理的な適度な距離

 

境界性パーソナリティ障害の場合心理的距離が遠すぎると無関心や拒絶、近すぎると怒りや依存をすることが多くなります。

 

 

心理的な距離が遠すぎると

 

・本人は自分の問題を自分のこととして、とらえることができず冷淡に見放したり嫌悪、非難、中傷、批判する態度になっていきます。こうなると本人は絶望感を感じてしまい励ましたり支えることが困難になってしまいます。

 

 

適切な距離感だと

 

・相手のことを自分とは違う一個人として認識することが出来ます。また、本人と接している時もマイペースを保つことができ、相手に振り回されることがなくなります。つまり、ある程度思いやりを持ちながら、本人でなければ出来ないこと、自分が助けられること、無理なことをきちんと区別して最適な行動をとることが出来ます。

 

 

心理的な距離が近すぎると

 

・本人の問題を自分の責任として捉えてしまいがちになり、本人が問題に対して立ち向かったり、解決をすることを阻害してしまいます。また、本人がトラブルを起こした場合に「これだけ一所懸命してあげたのに。」といった失望感がうまれサポートに対する継続に対する意思が薄れてしまいます。

 

・本人は相手に対しての依存心が高まり、相手が気に入った行動をしてくれないと怒りや不満が強くでる場合があります。また、強い依存のため相手をつなぎとめておくために、自傷行為や自殺企図といった行動をとることもあります。

 

 

境界性パーソナリティ障害に対してのサポートや援助者は

 

1,過剰な反応をして相手に振り回されず、マイペースをキープしましょう。

 

2,自分の責任を過度に感じすぎず、相手の責任は相手の責任としてきちんと認識しましょう。

 

3,サポートなどで無理なことは無理とはっきりと断り、なぜ無理なのかしっかりと理由を述べ理解を求めましょう。







このエントリーをはてなブックマークに追加 


人気ブログランキングへ

関連ページ

境界性パーソナリティ障害への理解
境界性パーソナリティ障害は本人はもちろん周囲に人も悩まされてしまいます。お互いに良い関係をたもちつつ治療にのぞみましょう。
境界性パーソナリティ障害で暴れだした時に最も効果的な方法
境界性パーソナリティ障害は思わぬことで暴れだしたりします。自分でもコントロールができずまわりに迷惑をかけることも少なくありません。そんな時どうすれば効果的なんでしょうか
境界性パーソナリティ障害の親とのつきあい方
親が境界性パーソナリティー障害の場合、子供はどう付き合えばいいのでしょうか。ボーダーの親を保つ場合は、やり方や付き合い方を間違うと、トラブルが増えたり、余計にややこしくなることもあるので注意が必要です。